imagine 事件や事故を想像してみる

悲惨な事件や事故が多いですよね。想像できないのか?そして学べるものは学ぶ、  繰り返さない・自分を守るために

経口免疫療法で牛乳アレルギーの子供が脳障害。臨床実験

これまた辛いニュースでした。

食物アレルギーの子供を普通に自由に物が食べれるようなるように治療していたのですが、一時心肺停止から逆に脳に障害が出てしまったとのことです。

親の気持ちを考えると、非常に辛い・・・。

臨床実験の経口免疫療法とは?

f:id:taizai7h:20171117070033p:plain

経口免疫療法とは、簡単に言うと

お医者さんの元、アレルギーが発生しないぎりぎりの量の食物をとり続けて、体を食物に対し慣れさせていく治療法です。

臨床実験ではありますが、

  • お医者さんの指示のもとですし
  • ぎりぎり大丈夫な量だったし
  • 小麦アレルギーでは成功事例も多い

という話ですので、一般的に安心してチャレンジしやすく感じてしまいますが、

 

臨床実験は臨床実験ということですね

臨床実験とは

治療方法の安全性、有効性を確認・確立するための治療のテストです。

つまりは、まだ安全性が確認とれていない治療方法ということです。

 

子供の将来ために良かれと思ったことが逆にもっと良くない結果に

これが非常につらいところです。

普通の子供に、これからもっと自由になれるように良かれと思った治療が
子供を不自由にしてしまう結果になったことが非常につらいです。
親心を考えると、泣きたくなります、、、

今回の子供の年齢が何歳かわかりませんでしたが、
子供の成長力を信じて、脳の障害も克服できると良いなと祈っています。

 

臨床実験はやはり病院の医師がいる場所で行った方が良い。

今回のニュースを見ますと、

経口免疫療法研究に参加している間は病院で、医師がいるもとで経口免疫療法を行っていたようですが
退院後も自宅でおよそ3か月間経口免疫療法を行ったいたようです。

この「退院後の自宅で」というのが、経口免疫療法研究プログラムからの指示なのか、親の判断なのかわかりませんが、
やはり、臨床実験レベルでは「医師の立会いの元」が重要なんですね。

今回は、

  • 自宅でも簡単に出来る治療法だったというのと
  • 今まで大丈夫だったという実績から

安心しきってしまったのもわかりますが、、、結果がつらすぎます。。。

元気に回復してくれることを祈ります。